チャート分析にはMT4がやっぱり一番!
FXに真剣に取り組む方は必ずMT4での分析を行っています。
なんと言っても世界的に利用されているMT4には有料・無料問わず、無数のインジケーターがあり、また、独自のインジケーターの開発も比較的容易です。
EAによる自動売買をトレード手法とされている方にはなくてはならないMT4。
このサイトでは、MT4が使える国内口座の比較や、MT4の使い方や、インジの紹介なんかをしています。
- 会社名
- スプレッド
- 取引単位
- ペア数
- 米ドル
/
円 - ユーロ
/
円 - 英ポンド
/
円 - 豪ドル
/
円
- 0.3pips実質固定
- 0.6pips実質固定
- 0.9pips実質固定
- 0.6pips実質固定
1,000通過から取引可能なFXTFのMT4口座。独自発注ツールでスピード決済可能!プランは管理画面からいつでも変更可能なのが嬉しい。スプレッドの狭さで選ぶならこのプラン。 オリジナルインジケーターやツールが充実!特にMini terminalがかなりおススメ!
- 1000通貨
- 29ペア
- 0.8pips実質固定
- 1.4pips実質固定
- 2.4pips実質固定
- 2pips実質固定
FXTFのMT4口座。最大300万通の取引が可能。過独自発注ツールでスピード決済可能!プランは管理画面からいつでも変更可能なのが嬉しい。 オリジナルインジケーターやツールが充実!特にMini terminalがかなりおススメ!
- 10000通貨
- 29ペア
- 0.4pips実質固定
- 0.7pips実質固定
- 1.4pips実質固定
- 1pips実質固定
1,000通過から取引可能。豊富な通過ペア。1回の最大発注数量25万通過までの低スプレッドプラン。
- 1000通貨
- 71ペア
- 0.8pips実質固定
- 1.3pips実質固定
- 2.8pips変動2.8~3.1
- 1.6pips実質固定
1,000通過から取引可能。1回の最大発注数量300万通過まで可能(ベーシックプランでは25万通過)なプロ向けプラン。
- 1000通貨
- 71ペア
- 0.4pips変動0.4~0.5
- 0.5pips変動0.5~0.8
- 0.9pips実質固定
- 0.7pips変動0.7~0.9
プロコースより狭いスプレッドを、ベーシックコースより取引量を多く、いいとこ取りプラン。NDD (No Dealing Desk)方式により市場に則したFXレートの配信。プロコースのスプレッドがネックになる場合に選択したいコース。
- 10000通貨
- 25ペア
- 1.5pips変動1.5~2
- 1.7pips変動1.7~2.6
- 2.5pips変動2.5~3.7
- 2.1pips変動2.1~3
通過ペア数はダントツ。希少な通過も取引可能でマニア受けしそうなMT4口座ではあるものの、スプレッドが広めで主要通貨についてはメリットが少ない。
- 1000通貨
- 84ペア
- 0.5pips実質固定
- 1.1pips実質固定
- 2pips実質固定
- 1.2pips実質固定
楽天証券からMT4コース誕生。通過ペア数はまだ少ないのが難点。ただし、変動制になりがちな通過も原則固定とメリットも多い。
- 1000通貨
- 20ペア
- 0.4pips実質固定
- 0.6pips実質固定
- 1pips実質固定
- 0.7pips実質固定
プロ投資家たちから高く評価されている「CURRENEX ブリッジ」を採用。発注から約定まで一切人手を介さないSTP(Straight Through Processing)方式により、スピードを極めたMT4(メタトレーダー4)が可能に。
- 1000通貨
- 30ペア
MT4口座のメリット
ひと昔前まで、探すのに苦労するほどでしたが、国内でも少しずつ、MT4が使える口座が増えてきました。
国内MT4提供業者を利用するメリットについて考えてみます。
国内業者は国内の法律に基づき運営されており安心。海外口座にありがちなリスクがない
これはMT4口座に限ったことではありませんが、国内のFX業者を選択することで、出金拒否等のリスクを回避することができます。
つい最近まで、国内のFX業者でMT4で取引できる口座が少なく、存在していてもスプレッドが高いなどの理由であまり使いやすい業者はありませんでした。
ですが、最近はMT4口座を利用できる国内業者も増えており、スプレッドも一般独自の取引ツールと同等水準まで抑えられるようになり、また独自のMT4インジケーターを提供することで、ユーザーの利便性が計られるなどサービスの向上が日々行われています。
MT4が使えるから・・と海外口座を選択していたユーザーも、国内MT4業者が増えたことで、信託保全がされているなど、国内の法律に基づき運営されている国内口座への乗り換えが進んでいます。
税務的にも、海外口座での利益は雑所得、国内での利益は分離課税となるため、サラリーマン等で平均的所得のある方の場合、国内口座の方がFXでの利益分の税金が安くなる場合がほとんどです。
こういった面からも、FXで利益をあげているプロは国内MT4口座での取引を好む傾向にあります。
分析結果を直接売買に活かせる
長年FXで利益をあげている方や、専業プレイヤーの方のほとんどがMT4での分析を行っています。
国内FX業者でMT4の提供がほとんどなかった頃は、海外口座でMT4口座を開設し分析のみを海外口座MT4で行い、取引は国内業者の取引ツールを利用する、といった使い方が多かったのですが、この場合、FXのレート配信の仕組みから、業者によってレートが異なることが多々あり、海外口座のMT4での分析との相違が発生することがあり、特に日本人に人気の短期売買などではネックになることが多々ありました。
国内MT4業者で口座開設をし、その口座で分析を行い、直接取引ができることから、上記のうような分析チャートと売買チャートが異なるといったことが発生しないことが注目すべきメリットです。
豊富なEAによる自動売買が可能
国内MT4口座、海外MT4口座に関わらず、MT4には様々なインジケーターがあり、自動売買を好むシステムトレーダーによって、様々な自動売買ツール(EA)が日々開発されています。
国内・海外に問わず、自動売買ツールが利用でき、その種類も様々であるのは、MT4のメリットとして語られる点です。
動作が軽い
Mt4・Mt5は大変軽量なソフトウェアです。計算が複雑なインジケーターを複数入れて利用すると、重くなることもありますが、ソフトウェア自体はとても軽量です。
FX業者が提供するツールの中には、動作が重たいものや、複数の通過ペアや、時間軸のチャートを表示すると、たちまち動作が不安定になる場合がありますが、MT4ではそういったことも起こりにくく、非常に快適です。
ツールが重く、PCに負担がかかりフリーズするといったことが起こると、取引チャンスを逃したり、決済すべきところで固まってしまったりと、予期せぬ不利益が起こることも。
軽量であり、かつ、自由な機能追加が可能なMT4はもっとも優れたチャート分析ツールかと思います。MT4標準の取引ツールについては、多少クセがありますが、この辺りは国内FX業者ならではの様々工夫で、非常に使いやすくなっていることが多く、そういった配慮がなされた口座を選ぶことで使いづらかったMT4の取引ツールの問題も解決されるかと思います。
世界的にユーザーが多く、豊富なインジケーターによる分析が可能
国内口座・海外口座に関わらず、こちらもMT4自体のメリットになりますが、世界的に利用されているFX取引&分析ツールであるため、利用者が非常に多く、分析に用いられるインジケーターから、自動売買に用いられるEAなど、様々なツールの開発が行われており、利用されています。
「こんな分析できたらいいのにな・・・」といった希望もほとんどの場合、同じことを考えるプレイヤーは世界のどこかに必ず存在するわけですから、海外MT4掲示板等で希望に合うインジケーターが安易に見つけることができます。これは、世界共通で豊富なユーザーに利用されているツールであるMT4ならではのメリットです。
MT4口座のデメリット
MT4に様々なインジケーターを導入し、バックテストを行うといったこともFXで成功するには必要不可欠な作業です。
使い慣れた方には、分析に欠かせないツールであることは確かですが、少なからずデメリットを感じる場面があるのも否めません。
そんな、MT4口座口座のデメリットをあげてみたいと思います。
取引ツールの使い勝手が悪い
メリットの章で述べた通り、無料の「分析ツール」においては、MT4に勝ツールは皆無と言って良いほど素晴らしいのですが、売買を行う「取引ツール」と見た場合、MT4標準の発注画面については、多少の使いにくさは否めません。特に、短期売買を行う場合においては、チャートの動きを見ながらタイミングをはかり、発注を行う、というクイック(スピード)発注・決済使い方には難があります。
このあたりをカバーするために、国内FX業者では独自の発注インジケーターを提供している場合があり、こういったツールを使うことでクイック(スピード)発注・決済が可能な場合があります。MT4の取引ツールが苦手な方はこういったツールを利用することで取引ツールに対するデメリットをクリアにすることが可能です。
同じ業者でもMT4の場合はスプレッドが広い場合がある
同じ業者であっても、MT4口座と独自取引ツールの口座とが分かれている場合がほとんどで、独自取引ツールで提供するスプレッドと、MT4口座で提供するスプレッドに開きがある場合があります。
以前に比べ、MT4口座が利用できる国内業者も増えてきたことから、企業同士の競争もあり、その差は縮まりつつあるのが利用者としては嬉しいところです。
なるべく独自提供ツールとのスプレッドの差が狭い、もしくは国内MT4業者の中でもスプレッドの狭い業者を選ぶことでこのメリットもクリアすることが可能です。
初心者にはMT4ツールが使いづらい場合も
FXを学び、チャートの動きを分析し、取引スタイルや勝率の高いパターンを探していくためには、MT4は欠かせないツールです。
書籍だけでなく、ネットで分析方法を学ぶにしてもMT4を使って解説されることが多いため、FXを上達しようとするとMT4の利用は避けては通れません。
パソコンに不慣れな方は、MT4の基本的な使用方法から学ばねばならず(どのツールを使うにしても同じですが)、「使いづらい」と敬遠する方も多いかもしれません。
ですが、MT4での分析は上達への近道であり避けては通れませんので、デメリットとしてあげるのはどうかとは思われますが、初心者の方にとってはまずはじめにぶつかる壁として記載しておきます。