FXTFは、国内のMT4口座でスプレッドの狭さはピカいちです。
FXTFのメリットデメリットは別途記載しますが、MT4初心者の方にも安心なMT4口座です。
わたしが国内のMT4口座が増えてきていることに気がつき、最初に口座開設をしたのが、FXTFです。
OANDAなどでも既にMT4口座は長らく提供されていましたが、最初のMT4口座をFXTFにしたのには訳がありまして、様々なオリジナルの取引ツールが配布されていたためです。
今回は、FXTFにて配布されているオリジナルツール(EA、Expert Advisors)のうち、注文・決済に特化したツール「Mini terminal(ミニターミナル)」がについてレビューをしてみたいと思います。
その前にFXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン/旧:FXトレード・フィナンシャル)についてのおさらいです。
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン/旧:FXトレード・フィナンシャル)とは
誰でも名前を知っている、クリック証券や、DMMFXなどとは異なり、素人だけでなく、上級者にも人気の口座です。
MT4口座でありながら、スプレッドが狭く設定されており、取引コストの低さはMT4提供の国内業者ではナンバーワンです。
また、1,000通貨から取引可能というありがたさ。
ドル円のスプレッドは0.3円(日本時間9:00~翌日4:00まで適用)という狭さです。
適用時間外の取引ではスプレッドが開く場合がありますので注意は必要です。
中級から上級者に好まれることの多いMT4口座でありながら、停取引コスト、最低取引通貨数の低さ。
MT4口座はこれからはFMT4でチャート分析を学び、正しいFX取引のスタート切るには一番の選択となりそうです。
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン/旧:FXトレード・フィナンシャル)特徴
- FXTF MT4ウェブトレーダーが使えるからMacでも取引可能!
- MT4が使える
- MT4取引ツール・分析ツールが充実
- 1,000通貨コースならドル円のスプレッド0.3銭(※)
- コースの変更はいつでもOK
- クイック入金対応
- 21通貨ペアのヒストリカルデータダウンロード可能
原則固定/日本時間9:00~翌日4:00まで適用のスプレッド
MT4口座 FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン/旧:FXトレード・フィナンシャル)についての詳細情報はこちらからご覧ください
Mini terminal(ミニターミナル)が素晴らしい
MT4の標準発注画面の使いづらさは、周知の事実で、通常FX会社が提供する発注ツールにある、クイック注文といった簡単に注文・決済ができる仕組みがありません。
MT4のbuild 482以降を提供しているFX会社であれば、MT4のデフォルト機能である「ワンクリック注文」は利用できますが、このワンクリック注文であっても、ポジション毎に都度損切り幅を設定したり、利確幅の指定を行うことができません。
また、決済については、MT4のバージョンアップ後も、従来の方式でのみ対応であり、ワンクリックで一括決済ができませんので、とても使い勝手が良いとは言えません。
MT4は分析ツール、自動売買ツールとしては大変優れているのですが、発注においては難ありといったところでしょうか。
短期売買の場合、タイミングを見計らって注文・決済をする必要があり、MT4の標準注文画面では、タイミングを逃してしまうことがあります。
また、損切り幅の設定も金額の入力、または動いているチャート上でレートを探りながら指定する必要があり、細かい値幅で取っていく取引スタイルには向きませんでした。
このあたりをカバーしてくれるのが、この「Mini terminal(ミニターミナル)」です。
それぞれのFX会社から提供されている取引ツールと同等の機能がMT4上で実現することができ、短期売買のような瞬時の判断・行動が必要な取引スタイルでもMT4を活用することができるようになります。
FXTFでは、サーバーに負担をかけるような超短期売買(スキャルピング)を繰り返し行った場合は警告がきます。明記はされていませんが超スキャルピング禁止口座となります。
FXTF公式サイト「Mini terminal(ミニターミナル)」説明
MT4のMini terminal(ミニターミナル)は、損益金額をもとに利確幅・損切幅を計算できるコンパクトな発注ツールで、注文マーカーによる注文変更、一括決済、注文テンプレートの作成などが可能です。
引用:公式サイト:http://www.fxtrade.co.jp/mt4/indicator
FXTFのMT4取引インジケーター「ミニターミナル」の外見
画像を見ていただくとわかる通り、SL設定(損切り設定)や、TP(利確幅)の設定がpips設定で行うことができます。
また、ミニターミナル上のレートをクリックすることで、売・買ともに、瞬時に注文を行えますので、取引タイミングを逃しません。
細かい設定を行うことで、確認画面を出さずにスピード注文(ワンクリック注文)が可能で、また決済時もワンクリック決済・一括決済等が可能になります。
MT4でネックだった、注文・決済ツールの扱いつらさを解消してくれる素晴らしいツールですね。
それでは、このミニターミナルのインストールから細かい使い方などを見ていきたいと思います。
MT4でのワンクリック決済・一括決済をする方法
FXTFのミニターミナルがあれば、MT4の標準機能で叶わなかった、「ワンクリック決済」が可能になります。
今まではMT4でポジション一覧から該当ポジションをクリックして、右クリック、もしくは取引ツールを立ち上げて決済をする必要がありましたが、FXTFのミニターミナルを使えば、一括決済等、様々な方法でワンクリック決済が可能になります。
ポジションを持った後に、ミニターミナルの上部にある損益pips表示部分をクリックしてトレード中はいつでも決済できるようにしておけば、ワンクリック決済が可能です。
その他、ミニターミナルで可能な注文・決済としては、
- レートクリックによる成り行き注文
- 全ポジション決済&全注文削除
- 全てのポジションの決済
- 全ての注文の削除
- 全ての含み益ポジションを決済
- 全ての含み損ポジションを決済
- ドテン注文(ポジションの反転)
- ヘッジ注文
が可能です。
おもしろいのはドテン注文ですね。
各社が提供するMT4以外の取引ツールでも、ドテン注文がクイックで可能なのはあまり見かけません。
個人的にはドテンして良い思い出がないので使うことはなさそうですが、ドテンできるほど相場が読めるようになった際にはぜひ利用してみたいと思います。
ミニターミナルをMT4にインストールする方法
ミニターミナルは、インジケーターではなく、EA、Expert Advisorsです。
通常、インジやEA等をMT4にインストールする際は、当該ファイルをMT4上にドラック&ドロップすればインストール可能ですが、FXTFで配布されているミニターミナルについては、FXTFからダウンロードしたMT4でのみ動作し、他社のMT4にインストールしても動作しません。
このため、FXTFから配布されるMT4をアップデートする形での導入になります。
といっても、難しいことはありません。インストーラー形式での配布になるため、FXTF公式サイトからダウンロードしたEAファイルをダブルクリックすることで自動的にインストールが始まります。
まずはFXTF公式サイトからEAをダウンロード
公式サイトのミニターミナルダウンロードページからダウンロードできます。
あとはインストーラーに任せてインストールをするのみ
ダウンロードしたファイルをクリックすると、インストーラーが表示されますので、画面に従って手順を進めるのみでインストールが完了します。
ご利用のPC環境によって画面が異なります。説明に用いているPCはWindows10です。ご利用のPC環境によって画面が異なります。説明に用いているPCはWindows10です。ご利用のPC環境によって画面が異なります。説明に用いているPCはWindows10です。
MT4を再起動すると、エキスパートアドバイザー部分にミニターミナルが表示されていれば、インストールが完了しています。
エキスパートアドバイザー欄の、「Mini terminal」をクリックすると、ターミナルが表示され、利用できるようになります。
とても便利なので、ぜひ、導入して利用してみてください。
スピード決済を行うための設定
ミニターミナルをデフォルトの設定で使うのも良いのですが、上記のようにワンクリック発注や、ワンクリック決済を行う場合は、確認画面が少し邪魔になります。
誤った発注を避けるために確認画面があった方が良い場合はこの設定は不要ですが、わたしは瞬発力がないので、確認画面が出てしまうと一手遅れてしまいますので、確認画面を消して利用しています。
ミニターミナルの確認画面を出ないようにする
ミニターミナルの右上にある、設定ボタンをクリックすると、設定用画面が表示されます。
設定画面内の、「注文時に確認を表示(チェックを外すとワンクリック注文)」のチェックを外すと、レートの矢印部分をクリックすることでワンクリック注文が行えるようになります。
「一括決済時に確認を表示」のチェックを外すと一括決済時に確認画面が表示されなくなります。
この辺りは、適宜、お好みに合わせて設定をしてみてください。
その他、FXTFで配布されているオリジナルツール(EA/インジケーター等)
今回の記事の「Mini terminal(ミニターミナル)」以外にも、FXTFではオリジナルツールの配布がされています。
どれも便利なツールになりますので、ぜひ、活用してみてはいかがでしょうか。
下記ツールについても、おいおいレビューができればと思います。
Trade terminal(トレードターミナル)
Trade terminalでは、「ポジション及び注文一覧」から様々な条件で決済注文・注文変更が可能です。また、自動決済ルールの作成や、既存の注文を組み合わせたOCAグループの作成、通貨ペアなどによるポジション・注文のサマリーも可能。FXTF Liveもツールバーから開けます。
引用:公式サイト:http://www.fxtrade.co.jp/mt4/indicator
FXTF Liveでトレード結果をグラフで分析する
MT4のFXTF Liveは、MT4のFXトレード結果をグラフで分析することができるウェブサービスです。FXTF Liveへは、ツールFXTF Trade terminalの「ポジション及び注文一覧」から進めます。
引用:公式サイト:http://www.fxtrade.co.jp/mt4/indicator
MT4口座 FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン/旧:FXトレード・フィナンシャル)についての詳細情報はこちらからご覧ください
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